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2005.02.16

恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近! (キャプテン・フューチャー全集1)

恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近! <キャプテン・フューチャー全集1>

かってのハヤカワの看板シリーズが創元から復刊される。というところに時代の流れを感じてしまう。つまりは、昔ハヤカワ文庫と創元推理文庫が占めていた位置が、今では電撃文庫や角川スニーカー文庫にとって替わられてしまった、ということなのだろうけれど。

作品自体の出来不出来に関わらず、商業的にぜひとも成功してほしいシリーズである。これが成功してくれれば、個人的に復刊を熱望している大河SFシリーズ復刊の可能性がいくらかは上がるだろうと期待しているからだ。

というわけで、買ってはみたのだが、正直読むのが辛い。メインのプロットや作中に登場する大小様々なガジェットはセンスオブワンダーに満ち溢れているのだが、文体と描写があまりにも稚拙である。なんというか、小説家志望の中学生が書きなぐったような文体と内容、と書くと中学生に失礼かもしれんなぁ、という感じである。

2巻あたりの解説を読むと、どうも原作自体が初期のものについては、推敲という点ではひどいものであったようで、とするとこの翻訳文も原書の雰囲気を忠実に訳していると考えられなくもないのだが・・・まぁ、このシリーズの欧米での評価があまり芳しくないというのも納得できる気がする。

そういう不出来な部分も含めてSFの古典として鑑賞できる人、あるいは、カートゥーンネットワークやトランスフォーマーシリーズを楽しんで見ることの出来る寛大な心の人に限定してお奨めする。評価は続刊への期待込みで「竹」。

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2005.02.04

オルフィーナ Vol.12

オルフィーナ Vol.12

天王寺きつねの異世界ファンタジー戦記の12巻。マルガ要塞攻略戦完結編にして第一部完結。

ちょうど、掲載誌がコミックドラゴンからドラゴンエイジへ衣替えした時期にもあたり、読み落としていた回が複数あり、単行本にて初めて話の詳細を知り、愕然とした部分あり。

敵味方双方とも死力を尽くした激闘の果てに、退場者多数発生。特に、プレオルフィーナの時代から登場していた彼の退場(一時退場であると一応は信じている)はショックだった。

雑誌掲載分は既に第二部に突入しているが、今後は「もう一人のオルフィーナ」ことヒュレイカ嬢の比重が高まるのだろうか。続刊が待ち遠しい。

評価は「松」。

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2005.02.03

ジオブリーダーズ Vol.10


ジオブリーダーズ Vol.10

伊藤明弘のアクションコミックの第10巻。

コミックの枠に収まりきらないようなアクションの激しさは相変わらずなので、やはり単行本でないと筋を追いかけづらい。今回のハイライトは田波くん瀕死編と入江さん暗躍編。謎を呼ぶ、というか伏線を振りまいている段階なので、続きが待たれるところである。

とりあえず評価は「竹」ということにしておこう。

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2005.02.01

ライク・ライフ Like Life Vol.3 オムニバス編

ライクライフ (3)

HOOKの美少女ゲームのノベル化3冊目。ソフトガレージのノベルでは恒例となりつつあるオムニバス編である。
前2冊ではメインとならなかった残りのヒロイン3人と、「ものたち」をフィーチャーした全6編。イラストは「カラフルBOX」の浅葉ゆうさん。

6編いずれも良質のH付ラブコメである。まぁ、1編だけH抜きのスラップスティックが入っていたり、ラブコメというにはHが濃すぎる面があったりもするが。登場するキャラクターたちが基本的に善人なので、物語のほうも優しさを感じさせるものになっている。

評価は「松」。後書きに意外な展開が示されていたのも嬉しい。

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