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2004.07.29

まじれす!! ~おまたせ♪Little-Wing~

まじれす!! ~おまたせ♪Little-Wing~

まずはすたじおみりすのWebサイトからオープニングムービーをダウンロードして、一度見てほしい。
「私たち何なの、お冷やひとつにきりきり舞い・・・」というフレーズにニヤリとした人もいるのではないか。

というわけですたじおみりす第7弾作品(本当に7作目かという話もあるが)「まじれす!!~おまたせ♪Little-Wing~」である。

ゲームシステムとしてはADV+カードバトル。大雑把に言うならば「サクラ大戦」の戦闘SLG部分がトレーディングカードゲーム型のカードバトルになっている。

が、このゲームの最大のポイントは、システムよりもシナリオにある。

某有名少年サッカー漫画に対するオマージュと、ある種熱に浮かされたようなノリに満ちたダイアログ。

キャラクターの名前が、つばさ、みさき、森崎、若林、日向、若島津、沢田、松山、小田、・・・
一目で判るあの漫画の面々である。
エピソードもその辺りをきっちり押えてくれている。「ボウルは友達、怖くない」とかね。

で、喧しいこと喧しいこと。ある種「がっちゅみりみり放送局」そのまんまのノリがゲーム中に持ち込まれている。
特に、プレイヤーの属するチーム「リトルウイング」は、キャラクター構成が、オーナー1、ウエイトレス4。で、内訳が、ボケ、ツッコミ、ボケ、ボケ、ボケ、となり、B/T比4:1である。
従って必然的に喧しい。特に大変なのは唯一のツッコミ役の鈴木みさき嬢である。

CVは綾川りのさん。「みずいろ」の片瀬雪希役などの人だが、今回の役のテンションは「みずいろドラマCD」における「清香の憑いた雪希」という感じである。ツッコミ役が一人しかいないので忙しいこと。

ライバルチームも多士済々である。例えば、国内編最強のライバル、東堂日向嬢。
CVは理多さん。関西弁使いの役ということで幸せそうにしゃべっている。「Wind -a breath of heart-」の月代彩「とんだ茶番ですね」とはまた違ったテンションが面白い。理多さんはエンディング曲も担当。

カードバトル部分は、TCGにうるさい人だと色々と言いたいこともあるかと思うが、バランスよくまとまっていると思う。
レアカード集めに走ると、それはそれでカードバトルにはまることになると思うが。
基本的に「勝った場合に、そのバトルで使われていて、自分がまだ持っていないカード」を入手できる仕掛けになっているので、レアカードを入手しようとすると、「相手チームにレアカードを使わせて、その攻撃を受けきった上で、ゲームに勝つ」というショーマンシップ溢れるプロレスのような試合運びをしなければならなくなるからだ。勿論、「受けきれずに一気に負ける」ことも多々発生する。

原画はみさくらなんこつ氏。氏の得意なパターンのヒロインもしっかり存在するので、その辺り覚悟の必要な人はプレイ前に完了しておくこと。

残念なのは、バグが取りきれていないこと。プレイ前にすたじおみりすのWebサイトで公開されている修正ファイルの適用は必須。この修正ファイルは、適用に際してディスク空き容量2GB以上が必要となるので注意。

しかし、それらを補って余りあるほどにシナリオの乗りがよいので、評価は「松」。

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2004.07.22

シスタースプリング いつかの妹

シスタースプリング―いつかの妹

フランス書院美少女文庫の新刊。中身は「○風」である。

エロ小説における本歌取りというのは、先達としてすぐにあげられる作品だけでも以下のようなものがあるわけで、既にお馴染みの手法と言っていいのだが、作者がグリグリのヤマグチノボル氏であるというところと、放映終了したばかりの作品であるというところが新しさか。

ヒロインの濡れ場はレズ中心で、正直物足りないが、18禁版「恋○」であることに意味のある作品なので、そこまで求めるのは酷というものか。

とりあえず評価は「竹」

ご参考:本歌取り作品の例
美少女楽園―妹と少女たち」⇒シスター○リンセス
私立H学園中等部―美少女調教委員会」⇒新世紀○ヴァンゲリオン
セーラー服 下半身解剖」⇒美少女戦士○ーラームーン
美人秘書 百合調教」⇒勇者特急○イトガイン

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2004.07.20

ティンクルセイバーNOVA Vol.1

ティンクルセイバーNOVA (1)
「我々は3年待ったのだ!」と、のっけから気分はデラーズフリートと化してしまう今日この頃、夏コミを控えての今日の一冊は、待望の「ティンクルセイバーNOVA 第一巻」である。

キャラクターの設定やストーリーの基本ラインはそのままに、同人版とは全く違う語り口で全編描き下ろしの新作となっている。藤枝雅氏の現在の絵柄で話の最初から辿ることができるというのは、非常な愉悦である。
限定版付録のCDドラマも豪華声優陣で楽しめる。

これで、続きがさくさく出てくれれば言うことはないのだが。
ちなみにストーリー的には同人版総集編の2/3くらいまでしか進んでいない。律も翔子も出番がなかったり。

評価は続刊への期待も込めて「松」ということで。

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2004.07.19

SHUFFLE! コミックアラカルト(1)

SHUFFLE!コミックアラカルト (1)
Navelの美少女ゲーム「SHUFFLE!」のアンソロジー。 全てが新作というわけではなく、エース桃組に掲載された読みきり形式の作品も何本か収録されている。

アンソロジーコミックとしてのできは、元々の作品のキャラ立ちの良さにも助けられて可もなく不可もなしというところ。
ストーリー自体は陳腐あるいは退屈なものが多いが、キャラクターの個性の強さによりそこそこ読めるものになっている。

ただし、巻末のことみようじ氏の作品は別格。氏の持ち味を十分に生かした「どぐされSHUFFLE!」な世界を堪能させてくれる。

というわけで評価は「竹」。

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2004.07.18

「妹ゲーム」大全 完全保存版―僕たちの大好きな妹キャラが大集合!!

「妹ゲーム」大全 完全保存版―僕たちの大好きな妹キャラが大集合!!

涼宮茜を無理やり入れたために縛りが甘くなってしまい「妹」でも何でもなくなってしまっている、という話は別のところで書いたので改めては書かない。

今となっては、十崎由衣(ALMA~ずっとそばに~)と桜塚恋(Canvas~セピア色のモチーフ~)と仁村知佳(とらいあんぐるハート2~さざなみ女子寮~)を含めた逆襲編を誰か作ってくれないかな、と切に願うのみである。

というわけで評価は「梅」。

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2004.07.17

音程は哀しく、射程は遠く フルメタル・パニック!-サイドアームズ-

音程は哀しく、射程は遠く フルメタル・パニック!-サイドアームズ-
フルメタル・パニックシリーズの最新短編集。
基本的に長編はミスリル中心の比較的シビアな本編、短編は陣台高校中心のコメディ的外伝、という色分けがなされているのだが、この短編集は短編集でありながらミスリル中心という変則的な構成になっている。そのせいか、「サイドアームズ」というシリーズサブタイトルまでついている。
メインとなる表題作はちょっとシリアスでちょっとウェット。たまにはこういうフルパニもいいかな。
しかし、本編の白眉はなんといっても女神の来日(温泉編)でしょう。テレビアニメ第二シリーズ「ふもっふ!」の脚本をベースに煩悩シーン大増量。
賀東さん偉い!
あとは、ミスリルのメンバーをメインにした短編で脇を固めている。
せっかくだから、マデューカス副長やカリーニン少佐中心の漢コメディを書き足して2冊目を出してほしいですな。ヤン伍長のほえほえ日記でもいいけど。

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2004.07.16

皇国の守護者(8) 楽園の凶器

皇国の守護者(8) 楽園の凶器
佐藤大輔の異世界架空戦記の実に3年ぶりの新刊。
帝都における守原家によるクーデターは、まだ終わらない。
巻の前半がクーデター初日、後半が時間軸を巻き戻してのクーデター直前の状況、というわけで未だに事件は片付いていないわけだ。
話そのものは面白いのだけど、これは流石に進行が遅すぎ。
読者としては早いところ物語の続きが読みたいのだよ。

本巻からイラストが塩山紀生から平野耕太へ変更。血塗れのゴシック建築のような画風が、怜悧な兇気に拍車をかけている新城直衛の雰囲気には良くあうかと。

評価はとりあえず「竹」。

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2004.07.13

SHUFFLE! リシアンサス編

SHUFFLE!―リシアンサス編

「オフィシャルでこれは反則だろう!」と声を大にしていいたい。それくらいに面白い。

Navelの美少女ゲームのノベライズ第一弾。とくれば、普通ならメインのお姫様のシナリオをなぞる形の小説化というのが普通なのだが・・・
いや、まったくもって、そういう先入観を吹き飛ばしてくれやがりましたわけで、楽しませてもらいました。
小説版の設定は、結局特定のヒロインと結ばれることのなかった、いわゆる「ぬるいハーレムエンド」状態での後日談となってます。で、まあ、シアの二重人格の話と体育祭のドタバタを絡めながら、ほんの少ししんみりさせて、随所でニヤニヤとさせるコメディにしたてているわけで、各キャラクターが自分の持ち味を生かしながら暴れまわっています。
特にネリネ、何といってもネリネ。魔法少女リン・リン・ネリー!
せっかくだからファンディスク展開とかで育ててほしいですな。まかり間違えばテレビアニメ化なんて展開もありうるわけだから。

評価は言うまでもなく松。

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2004.07.10

School Rumble Vol.5

School Rumble Vol.5

限定版も出てしまった第5巻は、播磨がヒゲからハゲになるまでを描き、来るべき体育祭への前哨戦というところで、以下次巻となっている。それだけ、というわけでは決してなくて、カレリンの恋だとか、増刊号での麻生&サラのエピソードもきっちり収録してくれている。
十分に楽しめる内容だが、一刻も早く次が出て欲しいと思うのは読者の我侭だろうか。
なにせ6巻には体育祭~沢近・八雲戦争が載ることになるのだから。

評価は言わずもがなの松。にしても烏丸くんすっかり影薄いねぇ。

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2004.07.06

機神咆吼デモンベイン

機神咆吼デモンベイン

『--芸をしなさい』
PS2版の白眉、第7話の宴会シーンは覇道瑠璃嬢のこの台詞から佳境へと突入する。

キャラが壊れ、ちゃぶ台がひっくり返り、酔っ払いが天下無敵の状態になった末に、運命の女神が降臨し、漆黒の執事が厳かに告げる。
『鏡を! 早く鏡を持てぃ!』
そして宴会場は昇華し、メインテーマ「機神咆吼っ!デモンベイン」が勇壮に鳴り響く。

いや、全く、この部分だけで買ったかいがあるというもの。

勿論それだけではなくゲーム全体が非常に強化されている。追加CG(殆ど漢)、追加イベント、追加ムービー(殆どロボット)、そしてフルボイス。
若本節炸裂なアウグストゥス、矢尾さんの本領発揮なティベリウス、宴会シーンの熱演が非常に素晴らしかった麻見=瑠璃嬢、出演声優ほぼ全員が声を当てている生体ウォーターベッド「ダンセイニ」(てけり・り)、さらに奇跡の一人二役神田=アル&エセル嬢。
オープニングムービーも事前に公開された3種全てが収録されている。

難点は、PS2初期型だとセーブに時間がかかることか。

時間はかかるが、「大十字九郎の事件簿」をとことんまで楽しめる良作。

キャラアニ.comではまだDXパックが入手可能。

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