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2004.01.23

School Rumble Vol.3


School Rumble Vol.3

小林尽の学園ラブコメ(?)コミック。第三巻はいよいよ本領発揮という展開。

物語の初期は、天然娘塚本天満と謎の電波系少年烏丸大路とを主役とするほのぼのコメディだったが、サブキャラ達の性格が立つにつれて、問答無用のノンストップトラブルコメディへと変質してきている。
いや、面白いからいいんだけど。
この第三巻に至っては、殆ど主役は播磨拳児と表紙を張った沢近愛理嬢。

次巻以降には、播磨vs.花井第一次HH大戦や、イチさんのお話なんかも待っているし、続刊の楽しみな作品である。

ほんと、講談社はこういうショート系コミックの展開が上手い。

参考リンク:School Rumble民主共和国2/29現在、リンク先消失につき無効。

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2004.01.18

斬魔大聖デモンベイン

斬魔大聖デモンベイン

『憎悪の空より来たりて……
正しき怒りを胸に……
我等は魔を断つ剣を執る!
汝、無垢なる刃! デモンベイン!』

クライマックスに使われる口上である。

シナリオの熱さでは定評のあるニトロプラスの伝統を継ぐ作品。
美少女ゲームでありながら、マジンガーZ以来のスーパーロボットもののお約束を踏襲し、魔道とクトゥルー神話を絡め、ニトロプラス特有のギミックへのこだわりも満載した、素晴らしく熱い物語である。

物語を盛り上げる音楽もまた素晴らしい。

コミック版の「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」で、巨大ロボットの持つ力の大きさに戦慄を感じたことのある人ならば、必ずや楽しめると思う。この、魔道書が人の形をとり、スーパーロボットがデスペラード撃ちを披露する世界を。

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オレンジポケット 2 ナズナ編

オレンジポケット 2 ナズナ編

HOOKの美少女ゲーム「オレンジポケット」のノベル化第二弾。
執筆は第1巻に引き続き、神尾丈治。「とらいあんぐるハート」や「Lost Passage」のノベル化も担当しており、安心できる作者である。

肝心の内容のほうは、『魔性の女 綾瀬ナズナ』とでも言いたくなるような、ある意味で素晴らしい仕事であった。

この巻では、第1巻の恵留編とは多少アプローチを変えて、原作ゲームのナズナシナリオの後日談を描いている。
ゲーム中では2年生だった主人公たちも、3年生に進級し、当然のごとく進路や受験で悩み葛藤する日々を迎え、その中でもがいて、何とか方向性を見つけて折り合いをつけていくという、ある意味「中学生日記」のような、またはジュブナイル小説の王道のような展開を見せていくのだが、その辺りの印象はなぜか全く残らない。

それら全てを吹き飛ばすほどに、ヒロインである『綾瀬ナズナ』嬢が、淫佚なのだ。
「あずまんが大王」のゆかり先生風に言うならば、「え○え○よ~」なのである。

エピソードの決着は話の中できっちりつけているので、原作ゲームの後日談として買っても損はない。
それ以上に、官能小説としての出来具合が非常に素晴らしい仕事である。

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